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最終更新日:2010年09月02日

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FAQ TOPページ > FAQ詳細

文書番号:101548 | 最終更新日:2009/02/26
IPMIツールを使用したログ取得方法(PowerEdge 第8世代・Windows OS用)
ここでは、サーバにOpenManage™ Server Administrator が未導入の場合や、Windows® OS が起動不可の場合に IPMI(Intelligent Platform Management Interface)ツールを使ってハードウェアのログを採取する方法について説明します。


<注意>本作業にはサーバのシャットダウンが必要となります。万一に備えて作業前にデータのバックアップを実施していただきますようお願いいたします。


文中のBMC (Baseboard Management Controller ) とはシステムのハードウェア監視装置を指します。

ログ採取前の設定と、実際のログ取得手順

ログ取得要件

  • サーバにモニター、キーボードが接続されており、モニターが正常表示されていること。
  • BMC LAN インターフェースが有効でBMC LAN にIP アドレスの割り当てがあること。
    【メモ】BMC LAN は専用MAC アドレスを持っているのでプライマリNIC と同ポートを使用します。


ログ取得前のサーバ側BMC LAN IP 設定手順
  1. サーバの電源が入っていない場合には電源を入れます。オペレーティングシステムが動作している場合や、サーバに電源が入っている場合は再起動します。再起動後にデルのロゴマークが表示された後で黒い画面が表示され、「IPMI Server Management Configuration Utility」が表示された時点で[CTRL+E]を押してアクセスします。(5秒間アクセス待機します)

  2. IPMI Server Management Configuration Utility にアクセスした後 BMC LAN IP 設定を行います。

    1. [IPMI Over LAN] を[On](デフォルトは[Off]) にします。


    2. [LAN Parameters]を選択し、BMC IP アドレスを次のように設定します。


      [IP Address Source] [Static]→ DHCP IP/静的IP を選択します
      [Ethernet IP Address] [192.168.0.120]→ サーバ側の BMC Console Address IP の例です
      (サーバー側BMC IP とクライアントIP はネットワークアドレス帯まで同調させます)
      [Subnet Mask] [255.255.255.000]→ サーバ/クライアントと同調させます
      Default Gateway [192.168.0.1]→ デフォルトゲートウェイの例です(空白不可)


    3. [LAN User Configuration]を選択し、[Account Access]を[Enable]に設定して管理者特権を有効にします。


      Account User Name・・・・・[ root ]→ 管理者特権を入力します(デフォルトはroot)
      Enter Password ・・・・・[ calvin ] → パスワードの例です(空白不可)
      Confirm Password ・・・・・[ calvin ] → パスワードの再入力例です


    4. [Current Host Name String] の [HOST Name] を入力します。


      • IP 設定をDHCP 設定にし169.254.xxx.xxx /169.254.0.6 の時には、DHCP 取得に失敗しています
      • IP 取得には1 分ほどかかる場合もあります。
      • ログ取得の際には事前にステーション(クライアントPC )側に、BMC 管理ソフトウェアがインストールされている事が必要となりますので次項の作業が必要となります。


    ステーション(クライアントPC )側BMC コンソール設定

    BMC コンソールは、「Solproxy」と「IPMISH」の2 つのモジュールから構成されています。「Sol Proxy」はTelnet クライアントからConsole Redirection を実現するための手段を提供します。「IPMISH」は、PowerEdge 18x0, 28x0 に搭載された新機能であるBMC に接続するためのコマンドラインです。このコマンドが使用可能になると、リモートの管理ステーションから簡単にシステムのリセット/OFF/ON、ハードウェアのイベントログ( System Events Log = SEL ) の取得、システムの識別などが可能になります。



    BMC コンソール導入手順
    1. 『Dell OpenManage System Management Console CD』 を挿入し、起動した画面から、[Management Station(管理ステーション)]をカスタムセットアップします。
    2. [BMC コンソール]または[BMC ユーティリティ]にチェックを付け、セットアップを続行します。

      注意:再起動は不要です。

    注意事項
    • BMC 管理コンソールをインストール後、Sol Proxy のサービスが自動起動します。このサービスがTelnet クライアントに対してポート623 を使用しています。この機能を使用しない場合はSolProxy サービスを停止しておく事をお勧めします。
    • BMC 管理コンソールは、システム管理を行なうためのクライアントにインストールすることをお勧めします。
    • IPMISH.EXE は、このプログラム単体でも動作します。IPMISH のみを使用する場合は一箇所だけBMC コンソールをインストールし、ファイルをコピーして運用されることをお勧めします。
    • ログを簡易に取得するにはSolProxy 接続よりIPMISH.EXE での方法をお勧めします。
    • [コマンド] ログを採取するにはクライアントPC からサーバのBMC にアクセス後、クライアント側OS 上のコマンドプロンプトより以下の記述例をもとに入力してください。サーバ本体のみでは取得できません。



    BMC 管理ソフトウェアをインストールしたフォルダに移動します。

    ipmish -ip [BMCのIPアドレス] -u [user] -p [password] [コマンド各種] (半角スペースで区切ります)
    > ipmish -ip 192.168.0.120 -u root -p calvin sel get (IPは一例で、Selを出力します)

    上記のままではコマンドプロンプト上に出力されるだけなので、拡張子txt を付加してテキストに抽出します。
    > ipmish -ip 192.168.0.120 -u root -p calvin sel get > c:¥sel.txt (抽出したLogをsel.txtと命名して保存します)

    C:¥ドライブ上に抽出したsel.txtをメールで弊社テクニカルサポート宛にご送付をお願いします。
     ご送付後にお電話でご連絡をいただいた時点で、弊社サポート担当者がログを解析します。

    ※IPを設定後、クライアントからアクセスできなくなった場合には、BMC LAN IPをいったんDefault Settingに戻し、再設定後にアクセスしてください。または、マザーボード上にあるBMCのnvramをクリアすることでも回復可能です。

    コマンドのオプション
    • Sel get : 該当システムのSEL を取得します
    • Sel clear : 該当システムのSEL をクリアします
    • Power on : BMC を経由して、システムの電源をOn にします
    • Power off : BMC を経由して、システムの電源をOff にします
    • Identify on : Identification LED を点滅させます( On は無くても可)
      システム認識LED です
    • Identify off : Identification LED を消灯させます( Off 時は付加)



    確認済みのコマンドエラー

    クライアントPCからプロンプト上でコマンド発行してもCommand Error が発生してログが採取できない場合には、以下をご参照いただき、あらためて作業をお願いします。

    Error(0xa2):Communication Error. → BMCにアクセスできていません。
    • Lan ケーブルの接続を確認して下さい。
    • 設定されたBMC LAN IP アドレスの入力に相違が無いか確認して下さい。
    • 設定が保存されたマザーボード上のBMCのnvramにエラーが含まれている可能性があります。マザーボード上のnvramを初期化して再志向する必要があります。操作時はシステムを停止後、電源ケーブルを抜きnvramのクリアジャンパーを操作する必要があります。操作方法にご不明な点がありましたら、弊社テクニカルサポートまでご連絡をお願いいたします。

    Error(0xa3):Login not authorized. → BMCにアクセス権限がありません。
    • 設定されたユーザー名と、パスワードを確認して改めて入力してください。

    Error(0xa6):Command Syntax Error. → コマンド構文エラーです。
    • 入力したipmish のコマンドにスペルミスがありますので、確認後改めて入力して下さい。

    Error(0xa1):Connection Timed. → BMCにアクセスする際のIPに相違があります。
    • Lan ケーブルの接続を確認して下さい。
    • 設定されたBMC LAN IP アドレスの入力に相違が無いか確認して下さい。
    • DHCPで設定したIPアドレスが他のIPと競合している可能性があります。静的IPに設定後に再確認してください。
    • OS起動後ログイン画面が表示され、未ログインの場合には応答がありません。ログインしてください。
    • クライアントPCからサーバのBMCにアクセスをしても応答がない場合に、BMCのIPにPINGをお試し頂いても応答はありません。これは、BMCの設計仕様となります。通信が正常に行われていない場合にはLANケーブルの接続状況を確認して頂き、ハブを経由しての接続を行われている場合にはサーバ機と、クライアント機を直接接続することをお勧めします。(クロスケーブルをご用意ください。)
    • BMCが応答なしの場合、システムのプライマリNIC IPと、BMC LAN IPを同じIPアドレスに設定してから、コマンドプロンプトよりPINGコマンドを発行して応答をご確認ください。BMCには専用MACアドレスがありますので、サーバのプライマリNICと競合しません。サーバのNIC IPと、クライアントPCのNIC IPとは競合しますのでご注意ください。
     
 
製品シリーズ
・PowerEdge

OS
・Windows Server 2003・Windows 2000

IPMIツールを使用したログ取得方法(PowerEdge 第9世代・Windows OS用)
IPMIツールを使用したログ取得方法(PowerEdge 第8世代・Linux(R) OS用)
DRESM3 によるログ取得方法
Dell PowerEdge シリーズ DSET ツールの使用方法 (DSET_1.8.0.131.msi)
MS-DOSモードの起動ディスクの作成方法 for Enterprise
評価に対するその理由を教えて下さい。